思惑通りに！

帰宅すると、まずお風呂に入る銀さん。

昨夜もいつも通りに風呂上がりに着る部屋着を用意して…

ひとりクスクス笑いながら、居間へ直行。

なんとも嬉しげに、座卓の上へバサッと部屋着を置きました。


あぁ…昨日の記事が嬉しかったのね(笑)


でもさぁ、思い通りにいかないのが猫さんよね。

そうそう銀さんの思惑通りにはならないんじゃない〜？

なんてちょっぴりイジワルなことを考えながら、しばらく経った頃、そーっと居間を覗いてみたら…

あっ！ ↓

そこには、今まさに部屋着にじゃれつかんとする梅吉くんが居ました。


梅くんったら…


なんて飼い主想いのデキた猫さん！！


しかし、てっきりそのまま部屋着に乗るのかと思いきや ↓

(どうせグチャグチャになる(はず)なので、この日の部屋着は最初から乱雑に置かれてました)


ちょっと考えて… ↓

ありゃ、行っちゃった ↓

だけど、やっぱりどうしても部屋着が気になるようで ↓

またすぐ戻ってきた！


そして… ↓

今度こそ乗るのかと思ったのに。


梅吉が落ち着いたのは、こんなところでした ↓

どうした？

部屋着の上には乗らないの？？

実はこの時、銀さんはまだお風呂ヘは行っておらず、隣のキッチンにおりました。
(写真奥のフスマの向こうがキッチンです)


もしかして梅くん…

梅吉「持ち主が居るうちは、遊ばないのがボクの流儀なんだ…」 ↓

とか思ってるのでしょうか。


律儀というかなんというか…


謎の信義に従って(？)、しばらくジッと我慢していた梅吉くん。


ですが、とうとう堪えきれなくなっちゃったみたい ↓

ゆっくり、こっそり。


遠慮がちに部屋着に乗りました↓

そのままくつろぎかけたその時 ↓

キッチンから銀さんの声が！


すると、ビクッと ↓

声のする方を伺う梅吉(笑)

悪いことしてる、って自覚でもあるのかい？



いいんだよ、いいんだよ。

梅くんは悪くない。

むしろいいコ！

銀さんはコレで遊んで欲しくてここに置いていったんだからね。

ゆっくりしてな〜！！


部屋着の持ち主、銀さんがやっとお風呂に入ると、ようやく心からココでくつろぐことができた梅吉くんでした ↓

良かったね……



さて、梅吉が落ち着いたのを確認したし！

私は夕飯の準備のために少々居間を空け、再び戻ってみると、そこには ↓

部屋着に横たわろうとするまつこちゃんが！
(部屋着、大人気だな…)


あれ？ 梅吉は？？

とその姿を探すと、梅吉は水飲み場でお水を飲んでいました。


あぁ、水を飲みに席(部屋着)をたった瞬間に、まつこちゃんに部屋着を取られてしまった、ってとこかな？



水を飲み終え、まつこが部屋着の上に居るのに気付いた梅吉。

いっそいで戻ってきた！ ↓

で、ソッコー取り返してました ↓

梅くん…そんなに部屋着が好きなんだ…(なんでよ？)


梅吉「あぶない、あぶない…」 ↓

梅吉「油断も隙もないよ…」 ↓

梅吉「コレは、ボクの！ なんだからね」 ↓

取り返せた嬉しさからか？

なんだか笑っているような梅吉くん ↓

を、まつこちゃんはこんなところから ↓

まつこ「ちょっとくらい貸してくれたっていいのに…」


ジーっと… ↓

まつこ「梅くんのケチンボ…」

みたいな雰囲気を醸し出しつつ見つめておりました。


ま、そんな視線を気にする梅吉ではないんですけどね ↓

(まつこの視線を背中で受けながら、何故かキリッ！ とキメ顔の梅吉・笑)


それはまつこもよく知っているせいか ↓

早々に諦めたっぽい… ↓

おめめを閉じてしまいました。
(見つめ甲斐がなくてゴメンよ、まつこちゃん。私が代わりに謝っとくね…)


その後もずっと、大好きな部屋着の上で、めちゃくちゃ満足そう〜 ↓

だった梅吉くん ↓

可愛いな！！



部屋着をここに置いていってくれた銀さんに感謝、だね！
(この顛末を風呂上がりに私から聞いた銀さんは、梅吉以上に満足そうでしたけど。
銀さんも、思惑通りに梅吉が喜んでくれて良かったね！！)