思惑以上、予想外

猫さん相手にもかかわらず、意外にも銀さんの思惑通りにコトが進んだ昨日の記事。

思い通りにいかないのが猫さんなのに！ (…ですよね？)


しかし、予想外だったこともありました。


今日の記事は、昨日の記事の最後のシーンの少し後のお話です。


座卓の上に置いていった部屋着がどうなったのか？

お風呂から上がった銀さんは、それが気になってしょうがなかったらしく…

カラダを拭くのもそこそこに、パンツだけ履いてそーっと居間の様子を見にきました。
(パンツ一丁なのは、部屋着が居間にあるから仕方がないんですけど。この寒いのに…風邪ひくわよ)


そんな銀さんが目にしたのは、こんな光景 ↓

梅吉くんが、部屋着の上に乗っかって、一心不乱にペロペロ中でした ↓

銀さんが戻ってくる前にそっと姿を消しているのがいつものことなのですが、この日は毛づくろいに夢中になり過ぎたのか？


様子を見にきた時点で、まだ部屋着の上に居た梅吉くん。


肉眼でその姿を見ることができ、ものすご〜く喜んだ銀さん、思わず笑い声をあげてしまったら…


梅吉「ハッ！！」 ↓

ここでようやく、銀さんが戻ってきていたことに気付いた梅吉。

なんともばつが悪そうにしていました。
(部屋着で遊んだりくつろいだりして欲しくてわざわざここに置いていっているのだから、なんの問題ないのに〜。何か梅吉なりのコダワリでもあるのでしょうかね？)



ともあれ。

猫さんに喜んでもらうために置いていった部屋着が、思惑通りに使ってもらえたのを見て満足した銀さん。

目的は達成したので、本来の用途に使うため部屋着を返してもらおうとしたのですが…
(寒いんだから、サッサと着てください！)


銀さん「梅〜、それもう着るから返して」 ↓

声をかけると、こんなお顔に ↓

…なんだか、不満げに見えるのは気のせい？


まさかね。

人間の言葉をそこまでちゃんと理解もできないだろうしね…？


なんて思っていたのですけど。

その後の梅吉の行動は、こう ↓

一生懸命、部屋着をかき寄せて ↓

(アンヨの指がパーっと開いちゃうくらい必死・笑)


銀さん「梅〜、寒いよ、早く返して…」

と懇願する銀さんへ

梅吉「ニャー！(いやだよ！)」 ↓

と、キッパリお返事をして。

更にしっかり部屋着を抱え込もうとする梅吉くん ↓

梅吉「これはッ！ ボクのだッ！！」

とでも言ってるみたい。


梅吉「絶対に渡さない…」↓

徹底抗戦の構え？


いやいや、それはそもそも銀さんの、ですから。

返してあげて…

でないと、見ている私も寒いです。
(暖房がついているとはいえ、パンツ一丁は見ているだけで寒々しいったら！)



見かねた私が部屋着に手を伸ばすと… ↓

その手に梅吉くんの鋭い視線が飛んできた！ ↓

そして… ↓

なんとビックリ。

部屋着を引っ張る私の手は、梅吉くんの猫パンチで退けられてしまいました。


梅吉「ダメ！ これはボクのだったら！！」 ↓

(ギュッと部屋着を抱きしめつつ)



え〜！？


そんなにするまで、部屋着が大事ですか！？

この私の手を叩いてまで…銀さんの部屋着なんかが大事なの……

何故にそこまで？？


予想外の抵抗にあいつつも、部屋着を着ないわけにもいかないので。


こんな梅吉くんには悪いけど… ↓

(ギュッ！)


本当に申し訳ないけど… ↓

(ギュギュ〜！)


強引に取り返し、なんとか部屋着を着ることができた銀さんでした。


まさかここまで部屋着が好きだったとは！
(なんでこんなモノが？？ というのが、私の偽らざる本心ですよ)


思惑通り…を通り越して、結果はやっぱり予想外、なのでした。