それはわたしの…！

まつこちゃんが、何やら物言いたげにこちらを見ています　↓

ん？

どうした、何かあった？？

声をかけると、視線をずらして一点を見つめ始めました　↓

まつこ「うん、あれ…」

まつこ「あそこが気になるのよ…(ムスッ)」↓

んん？

まつこちゃん、なんか怒ってない！？

いったい何を気にして…？

不思議に思い、視線をまつこが見ている方へ向けてみると　↓

そこには…


あ、梅吉くん！！　↓

慌てた様子で、箱から出てくる梅吉くんがおりました。


ねぇ、それまつこちゃんの箱じゃないの。

なんで梅くん入ってんの！？


もちろん、箱に名前が書いてあるわけでなし。

どの箱に誰が入ったっていいんですけどね？

我が家では暗黙の了解で「この箱はまつこちゃんの！」と決まっているようなのです。

※参考　↓

こんな感じで大のお気に入り！

ちなみに、こっちの箱が　↓

「梅吉くんの箱」↓

らしく。

お互い気を遣っているのか、それぞれの箱に入ったところを見なかったのに…

何故、梅くんがそこから出てくる！？　↓

まつこちゃんの視線の圧力を感じたのでしょう。

急いで箱から出てくると　↓

ボク、なんにもしてませんけど〜　↓

みたいな雰囲気を漂わせつつ。

(まつこはそんな梅吉からいっときも目を離しません)　↓

そそくさと　↓

(まつこちゃん、気持ちはわかりますがお顔が怖いよ！)

決してまつこと目を合わせないようにしながら　↓

最短ルートでお部屋を出ていった梅吉くん　↓

そんな梅吉の後ろ姿を

まつこ「梅くん…あれは…わたしの箱よねぇ…！？」↓

静かな怒りを湛えたようなまつこさんの視線がいつまでも追っている…！


まぁまぁ、まつこちゃん。

梅吉くんも悪いと思っているようですし！
(だからこそ、視線を合わさずそそくさ出ていったのでしょう)

ここはどうかひとつ穏便に。

穏便に許してあげてくださいませ…！


結局、優しいまつこちゃんは特に行動を起こすことなく、ことなきを得たのですが。


それ以降、梅吉くんがこの箱に入る姿は一度も見ておりません。

梅くん、ちゃんと理解したようです。

あぁ、怒られなくて良かったね…！