アナタの負けよ！ …あれ？？

まつこ「梅くん、まいてきたわ！」↓

と、再び引き戸の前まで舞い戻ったまつこちゃん。

さっそく攻略の続きを全力で楽しみ始めました ↓

まつこ「なかなか手強いわね…」 ↓

まつこ「でも、なんのこれしき！」　↓

まつこ「わたしは絶対に！」　↓

まつこ「諦めないんだからっ！！」　↓

まつこ「む〜、むぅ〜！」↓

私が見ていることなんてすっかり忘れた様子で、夢中になってますね…

私、さっきまで散々、そこ開けちゃダメよ！　って言い聞かせたはずなんですけどね…

まつこにとって「私のお願い」＜「引き戸開け」なのね。

ま、趣味なんだから仕方ないか…

なんて、少々黄昏つつ頑張るまつこちゃんを眺めていたら。

まつこ「………」↓

アグレッシブだった動きが急に止まりました。

まつこ「……ヨシ」↓

なにやら納得した様子を見せたかと思うと、グイッと　↓

ちょっとだけ開いた隙間に頭を突っ込んで、ヌルリ！　↓

引き戸を突破し向こう側へ…

お〜み〜ご〜と〜〜〜！！

心の中では大喝采ですが、もちろん褒めたりはしませんよ。

急いでまつこを追いかけ、捕獲＆お部屋へ強制連行です。


まつこちゃん、アナタすごかった。

本当にすごかったわ。


しかぁし！

手の内を私の目の前で見せたのが運の尽きよ！！

今ので私、対処法を思いついちゃったもんね〜。


フッフッフ…これでどうだ！！　↓

まつこが引き戸開けに勤しんでいた場所に、大きな障害物を置いてやりました。

これ、元々ゴミ箱にしようと購入したものの、一度もその用途で使われないまま。

まつこちゃんと竹千代くんをお迎えした際に、逆さまにふせてケージ内での踏み台(生後３ヶ月くらいのおチビちゃんだったので、ケージのステップに乗るのに踏み台が必要だったのです)に使っていたものです。

ゴミ箱なので、当然逆さまに置かなければ上に乗れないはず。

コレが邪魔して、もう引き戸を開けることはできないであろう！

フハハハハハ！！

まつこ、アナタの負けよ！！！

悪の親玉みたいな気分に浸りつつ。

これでようやく寝られるわ…
(そう、もうお忘れだと思いますが、就寝直前に勃発した攻防だったのです)

念のため再度のお手洗いにいきまして。
(ずっと廊下に居たから冷えちゃった)

お部屋への帰り道、満足感と共に設置した障害物に目を向けて…愕然　↓

引き戸、開いてる………！

あっれぇ〜〜〜！？

まつこちゃんは、当然のように玄関土間で遊んでおられました。

あっれぇ〜〜〜！？！？


完敗です。

まつこちゃん、アナタの執念に私は負けました。

とりあえず、今日はもう遅いので寝ましょうね…


土間で遊ぶまつこを捕まえて連行し。

銀さんに(もう寝てた)ことの次第をLINEして。

敗北感に打ちひしがれながら眠りについた私なのでした。



しかし、ことは脱走の危険をはらむ、捨ておけない事態です。

というわけで、次回、引き戸開け阻止に向けて。

「最終手段投入！」をお送りします。