まつこと梅吉と箱

はい、ようやく予告通りの「まつこと梅吉と箱」のお話です！

銀さんからもらったスコーンの箱(元は「紙ゴミ用のゴミ箱」だったのですが、それではあんまりなのでこう呼ぶことにします)がメチャクチャ気に入った梅吉くん　↓

ヒマさえあれば、こうして箱を楽しんでいました。
(猫さんは大概ヒマしているので、つまり入り浸りってことですね)

梅吉くんの真似っこ大好きまつこちゃんも、もちろんこの箱に入ってみたいのだけど…

梅くんが出てこないもんだから、全然入るチャンスがない！

梅吉が一度出てきたタイミングで大急ぎで駆け寄ってきたまつこでしたが　↓

すぐに箱に入り直してしまったため、やっぱり入れずじまい。(梅くん、なんで一旦箱から出たんだ？)


まつこちゃんにも、この箱楽しませてあげたいなぁ…

なんて思っていたところ、とうとうチャンス到来！　↓

梅吉くんがゴハンを食べに箱から出た隙に、やっと入れたー！


さぁ、今のうちだよ。

梅くんゴハン食べてる間に！

まつこちゃん、しっかり箱を楽しんでいってくださいね〜。

梅吉のお気に入りを借りてる罪悪感でもあるのか？　↓

しばらくジッと梅吉の様子を伺っていたまつこでしたが　↓

梅吉は箱のことなど気にせずゴハンをモリモリ。

こっちのお皿のをちょっと食べたら、隣のお皿のも… ↓

はしご酒ならぬ、はしごカリカリ中です。
(どっちのカリカリもおんなじモノだよ！)


まつこ「梅くん、今は箱よりゴハンに夢中なのね？」　↓

と理解したらしい賢いまつこちゃん。

全力で箱を楽しみ始めました ↓

…って、まつこちゃん？　↓

なにしてるのー！？

箱の中で激しく動くまつこの元から聞こえてくるのは、ガリガリビリビリ！　という破壊音…

その後、興奮した様子で箱から飛び出してきたまつこのお口には　↓

段ボール箱からひっぺがしたらしき紙の切れっぱしが咥えられていました　↓

まつこちゃんや、その箱は梅くんの大事な箱だよ？　↓

壊しちゃったら梅くん悲しむと思うなぁ…？　↓

まつこちゃんの良心に訴えるように諭してみると。
(しかし、こんな状況にも関わらず、何も気にせず一心不乱にゴハンを食べてる梅吉ったら…)

賢く優しいまつこちゃん、ちょっと不安になっちゃった？

そっと自分が蹂躙した箱を覗き込み… ↓

(まつこの足元に落ちているのが、ひっぺがした切れっぱしです)

まつこ「梅くん、悲しむ？」↓

なんとなく疑いのこもった目で、ジッと私を見つめてきます。

まつこ「わたしは大丈夫だと思うの」↓

まつこ「だって、ほら…」↓

まつこ「梅くん、全然気にしてないみたいだもん」↓

まつこ「……ね？」↓

満足いくまでお腹いっぱいカリカリを食べたらしいですね。

剥ぎ取られた箱の切れっぱしも、箱本体も、そして箱にイタズラ(？)をしていたまつこの存在さえも、まるで気にせず何処かへいってしまった梅吉くん。


梅くん…

アナタの大事な箱の危機ですよ！？

そんな無関心でいいのか〜！？！？


ちょっと箱の一部をひっぺがしたくらい、気にしない梅吉くんはおおらかで器の大きな猫さんだね。

な〜んて思わなくもないのですが。

そんな悠長なことを言ってる場合じゃないのです！

なんせ、まつこちゃんは「箱デストロイヤー」の異名を持つオンナですからね？

次回は、まつこちゃんの偉業をご覧いただきたいと思います。

次回の記事の写真を見たら、どうして私がこんなに危機感を持っているのかがおわかり頂けるはず…