可愛くお出迎え！

ある日の夜遅く。

いつも通り私の目の前の座卓の上で、のーんびりウトウトしていた梅吉くんが、突然立ち上がりました。

そして、タターっとこんなところへ ↓

居間の角にある机の、さらに上に置いてある棚のてっぺんに座り、首を傾げている梅吉くん。


どうしたどうした？

この間みたいに(→「諦めないで！」 )
キョロキョロすることなく、ジッと何かに耳を傾けているように見える梅吉 ↓

でも、耳をすましてみても私には何も聞こえません。

なになに？ 梅くん。
いったいなにがそんなに気になるの？？

こういう疑問って、猫さん相手だとスッキリ解決しないことの方が多いのですが、この日は理由が判明しました。


しばらくすると庭の方から、我が家への入り口のゲートをガラガラ開ける音が聞こえ… ↓

(その音にピクっと反応する梅吉くん)

ついで、解錠音の後、カラカラと玄関が開く音が聞こえたかと思うと…

「ただいま！」

の声と同時に銀さんが居間に入ってきました。

そうか〜、銀さんの気配を感じていたのね！


こちらは、銀さんが居間に入ってきた瞬間の梅吉 ↓

お口の周りがプクプクです。
久々に(といっても半日ぶりくらいですが)会えて嬉しいのかな？


梅吉は、ずいぶん前から銀さんの帰宅がわかっていたようです。

座卓でのんびり中、銀さんの気配を感じたらしい梅吉くん。
外の音がよく聞こえる場所に移動して、じっと耳をすまして銀さんの帰宅を待っていたみたい。

「銀さんの帰宅」
と何故限定できるのかといいますと。

ビビリん坊の梅吉は、宅配業者さんやピザ屋さんが玄関にやってくると、すごい勢いで居間から逃げ出し、しばらく帰ってこないから、です。


きっと、遠くから気配を感じ、もうすぐ銀さん帰ってくる…と思って待っていてくれたのでしょう。

そして、こんなお顔でお出迎え！ ↓

なんて可愛いの！！


ただ、こんなに可愛くお出迎えしてくれたわりに、梅吉くん、帰宅した銀さんには寄り付かず、ずっとその行動を棚の上から眺めていただけ、でした ↓

銀さんと大の仲良しかぐやちゃんの場合は、銀さんが帰宅するなり飛んでいって、スリスリが止まらないのですが…
(この時は、帰宅に気付かず２階から降りてきませんでしたが・笑)


梅吉くん、銀さんが帰ってくるのを楽しみに待っていた……わけではないのかな？