FIP検査結果が出ました
- 2017/10/31
- 13:17
前回の通院からちょうど1週間。
昨日は、予定通り梅吉の目の診察をしてもらうために動物病院へ行ってきました。
診察室に入り、目の様子をちょっとみるなり「ずいぶん良くなりましたね!」とおっしゃってくださる先生。
ですよね!?
やっぱり良くなってますよね??
嬉しい〜!
目薬頑張った甲斐があって良かったね、梅くん!!
前回同様、薬剤を目に垂らし、ライトを当てて傷を診る検査をしてもらい、詳細に目の状態を診察して…
状態が良いので、予定していた眼圧検査はナシ。
こんなに良くなっているとは、正直思っていませんでした、と先生がおっしゃるほど良くなっているそうです。
やったね、梅吉!
そして、このような状態になってしまう原因として前回の診察で挙げてもらった4つの可能性を、ひとつずつ検証してくださいました。
1.瞳孔膜が角膜と癒着してしまった(先天性の奇形?)
→ 腫れが治まりもう癒着していないので、この可能性は消えました。
2.カリシ or ヘルペスウイルスによる目の不調
→ 明確にヘルペス由来だと確定する方法はないのですが、前回注射したインターフェロンと、毎日点眼中のインターキャットが効いて良くなった可能性はあり。
ということで、今回も念のためインターフェロンを注射(3,500ー)
3.同居猫とのじゃれ合いやケンカで相手の爪が刺さった
→ 目の内部の腫れが治まった今、目の状態をみると、どうもこの 3.が原因のような気もします。
今現在、傷は目の膜が3層あるうちの3層目まで達してしまっており、結構深い。
その傷から細菌感染を起こしたことによる突然の悪化ではないか?
かかりつけの病院での処置(注射はなし。点眼薬は、角膜再生を促す薬と抗生剤を1日各2回)は間違いではなかったけれど、強度が足りなかったと思われます。
こちらの病院では、注射で抗生剤(コンベニア)を入れた上に、抗生剤の点眼も1日5回にグレードアップしているので、それが功を奏したのでは…とのこと。
4.猫伝染性腹膜炎(FIP)
→ さて、問題はこれです。
結果からいうと、抗体検査では猫コロナウイルス(FCoV)(変異してFIP発症の原因となるウイルス)の抗体は「800」。
FIP発症の可能性あり、という数値が出ました。
「400」以下なら、可能性は低い、と除外できたのですが、この数値ではまだはっきり「発症していない」とは言い切れません。
ただ、梅吉くんの目の状態をみる限り、前回診察時には「ぶどう膜炎」っぽかった症状(FIPによる目の不調の典型的なものだそうです)が、今はすっかり治まっており、全体的な治りも良いので、感覚としては「FIP発症ではないんじゃないか?」という気がします。
とのことでした。
猫コロナウイルスに陽性反応が出る = FIP発症ではない!
FIPに変異する(FIP発症の原因となる)ウイルスである猫コロナウイルスのキャリアであることは間違いないものの、猫の半数はこのウイルスのキャリアであり、そう珍しいものでもない。
キャリアであっても症状の出ないまま一生を終える猫の方が断然多い…
いろいろ事前に調べていた、上記のようなことを先生からも説明して頂き、また、数値としては「800」ならば低い方。「1600」とか「3200」とかのコも普通にいるからね。
と、励まし(? よくわからない)も頂き…
ショックではありますが、目の前真っ暗…という状態にはなりませんでした。
しかし、FIPとはなんとやっかいな病気であることか!!
その進行の早さ、予後の悪さもさることながら(治療法が確立されていないそうで…)
確定診断さえ難しいなんて!
(FIPを疑う症状(ウェットタイプなら腹水等。ドライタイプならぶどう膜炎等…)がいくつか出ていて、検査結果の数値が高いと「FIP発症」という診断が下るようです)
早く、治療法やワクチン等発見されますように…
最近の梅吉の様子 ↓
かぐやちゃんと遊びたくて追いかけ回すなどして、元気いっぱい!
かぐや「これでFIP発症ですって…? ナイナイ! ありえなーい。だったらなんでこんなに元気なのよっ!!」 ↓
かぐやちゃんに聞いたらこんなお返事が返ってきそうです。
ね? ないよね?
私もそう思う!!!
今後の方針は…
原因として、一番可能性の高い
外傷 → 細菌感染による目の不調の治療に、今まで通りの目薬(抗生剤)(2,000ー)を継続。
可能性を捨てきれない カリシor ヘルペスウイルス対策に、インターフェロンを注射 + インターキャットの目薬(1,200ー)を継続。
そして、FIPの疑いをはっきりさせるため、1ヶ月後にもう一度抗体検査をする。
(この検査で抗体価が下がっていれば、現状FIP発症の心配はない、と言えるそうです)
ということになりました。
FIPについては、もし発症していたら、こんなに目の治りが良いはずはなく、もっとグズつくはず…と思うので、それほど心配しないで。
1ヶ月後に、まだ目の状態が悪く、抗体再検査結果の数値が高くなっていたら、改めてFIP発症を疑いましょう…
と言って頂き、診察終了。
今回は、再診料込みで税込み8千円弱でした。
(あれ? 目の検査代金が入ってない気がするけど(書いてて今気付いた)いいのかな…?)
次回の通院は1週間後です。
梅吉くん。
それまで目薬頑張って、先生がまたビックリするくらい治しちゃお!
「これならFIPの心配もないですね」
なんて言ってもらえるように、これからまた1週間頑張ろうね!!
昨日は、予定通り梅吉の目の診察をしてもらうために動物病院へ行ってきました。
診察室に入り、目の様子をちょっとみるなり「ずいぶん良くなりましたね!」とおっしゃってくださる先生。
ですよね!?
やっぱり良くなってますよね??
嬉しい〜!
目薬頑張った甲斐があって良かったね、梅くん!!
前回同様、薬剤を目に垂らし、ライトを当てて傷を診る検査をしてもらい、詳細に目の状態を診察して…
状態が良いので、予定していた眼圧検査はナシ。
こんなに良くなっているとは、正直思っていませんでした、と先生がおっしゃるほど良くなっているそうです。
やったね、梅吉!
そして、このような状態になってしまう原因として前回の診察で挙げてもらった4つの可能性を、ひとつずつ検証してくださいました。
1.瞳孔膜が角膜と癒着してしまった(先天性の奇形?)
→ 腫れが治まりもう癒着していないので、この可能性は消えました。
2.カリシ or ヘルペスウイルスによる目の不調
→ 明確にヘルペス由来だと確定する方法はないのですが、前回注射したインターフェロンと、毎日点眼中のインターキャットが効いて良くなった可能性はあり。
ということで、今回も念のためインターフェロンを注射(3,500ー)
3.同居猫とのじゃれ合いやケンカで相手の爪が刺さった
→ 目の内部の腫れが治まった今、目の状態をみると、どうもこの 3.が原因のような気もします。
今現在、傷は目の膜が3層あるうちの3層目まで達してしまっており、結構深い。
その傷から細菌感染を起こしたことによる突然の悪化ではないか?
かかりつけの病院での処置(注射はなし。点眼薬は、角膜再生を促す薬と抗生剤を1日各2回)は間違いではなかったけれど、強度が足りなかったと思われます。
こちらの病院では、注射で抗生剤(コンベニア)を入れた上に、抗生剤の点眼も1日5回にグレードアップしているので、それが功を奏したのでは…とのこと。
4.猫伝染性腹膜炎(FIP)
→ さて、問題はこれです。
結果からいうと、抗体検査では猫コロナウイルス(FCoV)(変異してFIP発症の原因となるウイルス)の抗体は「800」。
FIP発症の可能性あり、という数値が出ました。
「400」以下なら、可能性は低い、と除外できたのですが、この数値ではまだはっきり「発症していない」とは言い切れません。
ただ、梅吉くんの目の状態をみる限り、前回診察時には「ぶどう膜炎」っぽかった症状(FIPによる目の不調の典型的なものだそうです)が、今はすっかり治まっており、全体的な治りも良いので、感覚としては「FIP発症ではないんじゃないか?」という気がします。
とのことでした。
猫コロナウイルスに陽性反応が出る = FIP発症ではない!
FIPに変異する(FIP発症の原因となる)ウイルスである猫コロナウイルスのキャリアであることは間違いないものの、猫の半数はこのウイルスのキャリアであり、そう珍しいものでもない。
キャリアであっても症状の出ないまま一生を終える猫の方が断然多い…
いろいろ事前に調べていた、上記のようなことを先生からも説明して頂き、また、数値としては「800」ならば低い方。「1600」とか「3200」とかのコも普通にいるからね。
と、励まし(? よくわからない)も頂き…
ショックではありますが、目の前真っ暗…という状態にはなりませんでした。
しかし、FIPとはなんとやっかいな病気であることか!!
その進行の早さ、予後の悪さもさることながら(治療法が確立されていないそうで…)
確定診断さえ難しいなんて!
(FIPを疑う症状(ウェットタイプなら腹水等。ドライタイプならぶどう膜炎等…)がいくつか出ていて、検査結果の数値が高いと「FIP発症」という診断が下るようです)
早く、治療法やワクチン等発見されますように…
最近の梅吉の様子 ↓
かぐやちゃんと遊びたくて追いかけ回すなどして、元気いっぱい!
かぐや「これでFIP発症ですって…? ナイナイ! ありえなーい。だったらなんでこんなに元気なのよっ!!」 ↓
かぐやちゃんに聞いたらこんなお返事が返ってきそうです。
ね? ないよね?
私もそう思う!!!
今後の方針は…
原因として、一番可能性の高い
外傷 → 細菌感染による目の不調の治療に、今まで通りの目薬(抗生剤)(2,000ー)を継続。
可能性を捨てきれない カリシor ヘルペスウイルス対策に、インターフェロンを注射 + インターキャットの目薬(1,200ー)を継続。
そして、FIPの疑いをはっきりさせるため、1ヶ月後にもう一度抗体検査をする。
(この検査で抗体価が下がっていれば、現状FIP発症の心配はない、と言えるそうです)
ということになりました。
FIPについては、もし発症していたら、こんなに目の治りが良いはずはなく、もっとグズつくはず…と思うので、それほど心配しないで。
1ヶ月後に、まだ目の状態が悪く、抗体再検査結果の数値が高くなっていたら、改めてFIP発症を疑いましょう…
と言って頂き、診察終了。
今回は、再診料込みで税込み8千円弱でした。
(あれ? 目の検査代金が入ってない気がするけど(書いてて今気付いた)いいのかな…?)
次回の通院は1週間後です。
梅吉くん。
それまで目薬頑張って、先生がまたビックリするくらい治しちゃお!
「これならFIPの心配もないですね」
なんて言ってもらえるように、これからまた1週間頑張ろうね!!
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