いつもこんな感じ

キッチンにいた私を銀さんが呼びました。

銀さん「かぐやが〜！ 見て〜！！」

ハイハイ、かぐやちゃんが可愛いのね？

いつものことなので、撮影用にスマホを持って見に行ってみると… ↓

……何してんのかな？

呼ばれた先には、この姿勢のまま全然動かない銀さんとかぐやちゃんがいました。

何がしたいのかはよくわかりませんが、銀さんとかぐやちゃんが楽しそうであることだけはわかります。

銀さんからは、かぐやの姿は見えないだろうに。

「背中のかぐやがきっと可愛いから！」

という理由で私は呼ばれたのかしら？

それとも

「俺とかぐやの仲良しぶりを見て！」

ってつもりかな？


ふたりの姿をボンヤリ眺めつつ、そんなことを考えていたら、かぐやちゃん、背中には飽きちゃったみたい ↓

ピョーンと飛び降りてしまいました。

が、まだまだ銀さんと遊びたいようで(さっきのが遊びだったのかどうかは疑問ですが)銀さんの周りをウロチョロ、スリスリ…

そんなかぐやちゃんが可愛いくて堪らない様子の銀さん。

銀さん「かぐやん！ 空飛ぶ遊びする？」

なんて言いながら、かぐやをヒョイと抱き上げました。


ちなみに、抱き上げられて電器のヒモにじゃれつく遊びは、かぐやの(銀さんも、か)大好きな遊びです。

抱っこして電器のそばに連れて行くのかと思いきや。

この日は違いました ↓

銀さん「ほーら、かぐや、時計だぞ〜」

という銀さんの言葉に、ちゃんと文字盤を見てくれるかぐやちゃん ↓

ヒトの気持ちを汲むことが出来る、なんて良いコなのでしょう！

でも当然ながら、かぐやにとって時計の文字盤なんて何の面白みもありません。
(この時計には秒針がないので、動きがあるのは１分に１回だもんね…)

一応文字盤に興味を示してくれたかぐやでしたが、きっとすぐに飽きちゃうでしょ〜。
(ていうか、なんで猫に時計…？ という疑問は、私の心の中だけでおさめておきました)

早く降ろしてあげたら？


ところが。

そんな私の言葉をよそに、グイグイと首を伸ばして時計に近づこうとするかぐやちゃん ↓

何にそんなに夢中になっていたのかというと、文字盤ではなく、その下でユラユラ揺れる振り子でした ↓

ああ、なるほど…

そういうの、かぐやちゃん好きかもね〜。

しかし、振り子はガラスの向こうで揺れるばかりで、かぐやちゃんが触ることは叶いません。


もちろんすぐに飽きてしまい(元々飽きっぽい性格ですしね)、ウネウネと身動ぎして降りたいアピールをされたため、素直に降ろしてやる銀さん。

銀さんとのイチャイチャタイムももうおしまい？


時計もそんなに楽しくなかったし
(想像以上の興味は示してくれましたが)


プイッとどこかへ行っちゃうんだろうな…

と思ったのに。


私の予想は大ハズレ ↓

地上に降ろしてもらったかぐやちゃんは、再びウロチョロ、スリスリと銀さんにまとわりついて、ピョン！ と飛び上がると銀さんの肩の上に…

とっても満足そう！


そして、顔は見えませんが「かぐや〜！ 爪、爪！ イテテ…」(どうも鈍臭いかぐやちゃんは、肩に乗る時、落っこちないよう必死なのか？ 思いっきり爪が出てしまいます)なんて悲鳴を上げつつもジッと動かずかぐやの好きにさせている銀さんの声も、たいそう嬉しげ！ でした。



かぐやちゃんと銀さんは、毎日こんな感じ。

仲良く楽しく暮らしています。

ふたりとも、幸せそうでなによりです。


(ところで、結局私はこの日、何のために呼ばれたんでしょうね？
やっぱり「俺とかぐやの仲良しぶりを見て！」が正解？)